米野木台どうぶつ病院

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猫のフィラリア症

春になると、ワンちゃんの狂犬病予防接種やフィラリア感染症予防を始める季節となります。ワンちゃんにとってはフィラリア感染症の予防は、かなり浸透しており、かつとても怖い病気なので、多くの方が予防を行っております。

さて、それでは猫ちゃんにはフィラリア感染はないのでしょうか?

 

猫にも感染の可能性はあります

確かに、ネコちゃんの場合、ワンちゃんと同じように蚊に刺されても、感染が成立しない場合が多いとされています。しかし、最近の調査で

10匹に1匹の猫がフィラリア幼虫の感染という報告があります。

*犬糸状虫抗体保有状況:地域猫による抗体陽性率11.0%(東京都世

田谷区、品川区・国立市、千葉県浦安市)、一般家庭猫における抗体陽性率11.5%(新潟県三条市・見附市)出典:佐伯英治/ClinicNOte no.55:34.2010

つまり、「猫は大丈夫」「室内がだから大丈夫」は、大まちがいということです!

室内外の飼育にかかわらず、安心はできません。

主な症状は、呼吸困難や咳、嘔吐、食欲不振、体重減少などですが、主な症状である「咳」が猫喘息と誤解されることも。感染してもほとんど症状が出ない猫もいます。

そして、悪化するとまれに死を招く場合もあります。

しかし、猫のフィラリア症は、正しい知識をもってきちんと予防すれば確実に防げます。

 

当院でも、猫のフィラリア症予防をおすすめしています。

 

Question どうやってよぼうすればいいの?

1ヶ月に1回の予防薬の投与が最も安全で確実な方法です。

当院では経口薬が苦手な猫でも安心な、背中に垂らすスポットタイプの予防薬をおすすめしております。

当院地域の場合は、蚊の発生1ヶ月後〜終息1ヶ月後までの予防が必要なので、5月から12月までの毎月1回の投与を行いましょう。

詳しくは、当院窓口か、診察時に獣医師にご相談ください。